近年、アメリカの入国審査が厳しくなっているというニュースは、アメリカ旅行を考えている人にとって一度は耳にしたことがあると思います。
特に女性一人で入国する際、売春などの出稼ぎを疑われトラブルになったケースが相次いでいるというのはまあまあ有名な話。
せっかく楽しみにしていた旅行。準備もしてきたのに、審査で必要以上に時間がかかりスケジュールが後ろ倒しなったり、最悪の場合入国拒否されるなんて絶対に嫌ですよね。
今回は私が2024年1月にESTA(観光ビザ)でアメリカのロサンゼルスに入国した際に質問されたこと、これから入国する方へ向けてアドバイスをまとめたので、参考にしていただけたら嬉しいです。
ESTAについて
ESTA(エスタ)とは、アメリカへの短期滞在目的で旅行者が利用する電子システムです。
ESTAの申請をすると90日以内のアメリカ滞在が許可されます。
日本を出国する際にカウンターにてESTA取得済みか聞かれるので、出国の前に必ず申請&取得をしておきましょう。
通常ESTA申請後、数時間以内で申請許可がおります。
質問された内容
・入国の目的は?(What is the purpose of your visit?)
→休暇で来ました(Here for a holiday.)
・どのくらい滞在するの?(How many days are you going to stay?)
→16日です。(Just 16days.)
・帰りの飛行機のチケットは持ってる?(Do you have a return ticket?)
→はい。(Yes.)
・どこに泊まるの?(Where are you staying?)
→友達の家に泊まります。(Staying at my friend’s house)
・具体的にどこに行くの?(What exactly are you going to?)
→美術館とかレストランとかに行こうと思っています。(Thinking going to some museums and famous restaurants.)
・予算はいくら?(How much is your budget?)
→ありません。(I don’t have budget.)
・現金はいくら持ってる?(How much cash do you have?)
→現金は持っていないですがカードがあります。(I don’t have cash but I have credit cards.)
基本的な質問は殆ど全てされたかと思います。
帰りの飛行機のチケットや宿泊先の住所を証拠として見せてなどは言われませんでした。
アドバイス
結局のところ入国審査官は、私たちが「不法労働・不法滞在をしないか」を確認しています。
話の辻褄が合わない場合や帰りの飛行機を予約していない場合は、本当に観光目的なのか?と疑われてしまいます。
証拠として提示しなければいけない可能性もあるので、必ず帰りの飛行機のチケットは取得しておきましょう。
また審査時に英語が話せないと、英語話せないのにアメリカに一人で観光?
売春をするんじゃないのか?と疑われます。
何を聞かれるか、どう答えれば良いのかを事前に準備しておくと良いかと思います。
そして最後に大事なのは堂々とした態度!
入国審査官は基本的に愛想が悪いです笑
入国させていいかの見極め人なので愛想悪くて当たり前。
怒られているように聞こえて緊張するかもしれませんが、こちらは何も悪いことはしてないです。
自信のない態度だと、何か隠していないか?と思われ、別室に連れて行かれて質問攻めにされてしまいます。
ただ観光しに来ているだけなので、審査官の目を見て堂々とした態度で質問に答えましょう。
まとめ
私の場合は審査にかかった時間は1〜2分ほどでしたが、質問攻めに合い10分ほどかかった友人もいます。
審査官それぞれ個々の基準があり、人によるところも大きいです。
またロサンゼルス、ニューヨーク、ラスベガス、シアトル、ハワイは女性一人で入国する際、目をつけられることが多いとのこと。
でも大丈夫。
私たちはただ観光しに来ているだけ!
事前に準備できるものは準備して、自信を持って答えれば問題ないです!
さらっと審査を通過して、アメリカ観光を楽しんでください!