アメリカ入国審査拒否された。どうしたらいい?【経験談】

旅行

入国拒否されたらどこに連絡したらいい?

ESTAが取り消されたら次回はどうやって入国したらいい?

過去にESTAでアメリカ入国を試みて搭乗拒否された経験がある筆者による経験談と今後の対策方法についてまとめました。

この記事が少しでも誰かの役に立てば嬉しいです。

搭乗拒否の経緯

入国拒否の理由は様々かと思います。

・売春目的で入国が疑われた ←このケースが一番多い
・過去の犯罪歴を隠して入国しようとした
・不法就労を疑われた
・アメリカでの結婚(永住・移民)を疑われた
・オーバーステイを疑われた

→「ESTAについて&入国審査での体験談・質問された事」はこちら

ESTAを取得すると90日以内のアメリカ滞在が許可されます。

90日以内で出国したら今までの滞在日数はリセットされるので再度入国が可能です。

でも気をつけなければいけないのが

・1年間の間に何度も入国する
・1年間の間で180日以上滞在する
・アメリカ近隣諸国に滞在後、再度入国する

これをすると、永住や不法労働目的での入国と疑われ入国拒否される確率が高まります。

私の場合は3番目の理由により入国拒否となりました。

アメリカ滞在80日目でメキシコへ入国→メキシコに2週間滞在→再度アメリカに入国

というプランでしたが、メキシコの空港にてアメリカへの便には搭乗できないと言われました。

後ほど説明する下記機関に問い合わせて判った事ですが、

アメリカ入国後に隣接諸国に指定されている国(メキシコはこれらの国に含まれる)へ出国をしても、アメリカから出国したとはみなされない、とのこと。

<隣接諸国>
カナダ、メキシコ、アンティグア・バーブーダ、バハマ、キューバ、ドミニカ国、ドミニカ共和国、グレナダ、ハイチ、ジャマイカ、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン諸島、トリニダード・トバゴ、グアドループ島、マリー・ガランド島、マルティニーク島、サンピエール・エ・ミクロン、セントマーチン島、アンギラ、バルバドス、バミューダ、英領バージン諸島、ケイマン諸島、モントセラト島、セントウエスターチェス島、タークス・カイコス諸島、アルバ・ボネイラ、キュラソー島、サバ島、セントバーソロミュー島、セントクリストファー島、セントキッツ・ネイビス島、このほかカリブ海の英・仏・オランダ領

どこに問い合わせたらいい?

このようなトラブルがあった時、大使館に連絡するのかな?と思うかもしれませんが、大使館はESTAに関して管轄外。

問い合わせは以下の機関になります。

<<ESTA Online Center>>
ESTAに関すること全般、米国渡航に関することを聞くことが出来ます。
今後どうしたら良いか、どこに問い合わせたら良いかを教えてくれます。
問い合わせは数時間程で返ってきました。
●website:https://esta-center.com
●お問い合わせフォーム:https://esta-center.com/form/contact/top

<<CBP(U.S. Customs and Border Protection)>>
ESTAに関しての問い合わせは基本的にアメリカ合衆国税関・国境警備局のCBPです。
ですが世界各国から問い合わせが来ているからか、電話は2〜3時間待ち。
オンラインでの問い合わせも返信までに一週間以上要します。
また全て英語でのやり取りとなります。
お問い合わせフォームから送信した上で電話をすると、「○○の件でメールをしてるのですが〜」と、やり取りがスムーズになると思います。
ESTA状況の確認
申請したESTAに関する詳細情報、現在のESTAの状況が確認できます。
問い合わせをする際に大事な情報になるので、以下URLから確認しダウンロードしておくことをお勧めします。
https://esta.cbp.dhs.gov/
●電話番号
1-202-325-8000
●お問い合わせフォーム
https://help.cbp.gov/s/questions?language=en_US

<<DHS TRIP(U.S Department of Homeland Security Traveler Redress Inquiry Program)>>
正当な理由なく入国拒否や搭乗拒否をされた・毎回必要以上に入国審査に時間がかかる(別室で審査等)場合に、不服・苦情を申し立てできます。
こちらも申請フォームを送ってから返信まで、大体一週間ほどかかります。
●不服・苦情申し立て申請フォーム:https://trip.dhs.gov/s/?language=en_US
●問い合わせメール:TRIP@tsa.dhs.gov

行政書士法人に質問する
行政書士法人に質問することも一つの手です。
1時間の相談のみなら無料で受けてくれるところもあります。
逆に24時間問い合わせ受け付けますと言いながら数日経っても連絡が来ないところもありました。
問い合わせをする際は口コミを見てからをお勧めします。

ESTAを取り消されたら?

一度ESTAで「渡航認証拒否」となった場合、ESTAを利用しての渡米は認められません。

もしまたアメリカに訪れたいという事なら「Bビザ」を取得するのが良いです。

Bビザは2種類あります。

・B1ビザ:ビジネス目的でアメリカを訪問する際(商用ビザ)
・B2ビザ:主に旅行や観光を目的として設計されている(観光ビザ)

ビザ申請はESTAとは異なり、面接や書類提出が伴います。

面接では、アメリカ滞在目的が終了すれば速やかに本国へ帰国する意思があることを証明する必要があります。

詳しくはESTA Online Centerの「Bビザ申請について」をチェックしてみてください。

まとめ

上記機関に連絡しても、手続き方法がわからない&自分一人で対処するのは不安という方は行政書士法人に連絡するのも一つの手です。

ビザに関するエキスパートが手続きを代行してくれるので、精神的にも楽かと思います。

その際は、前述しましたが口コミをよく確認してから相談しましょう。

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